ガス軟窒化処理は、アンモニアガスと少量のCO2ガスを送り込んだ炉の中に製品を投入して、400℃~600℃(通常は580℃)の温度で、「化合物層」を製品表面に生成させる処理です。
この化合物層は耐摩耗性、耐焼付き性、耐食性が非常に優れています。ガス窒化に比べて短時間で処理ができるため低コスト化が図られるほか、低温処理品の為に歪が少なく、寸法変化が殆どありません。
PPVでは2006年から、四輪用コンプレッサー部品に対するガス軟窒化処理を開始し、現在までバッチ式、ピット型合わせて6基を保有しており、四輪部品以外でも二輪部品、建機部品を受注しております。