2022年より真空熱処理事業をスタートしました。単品処理、試作のご相談等もお受けしております。
<真空熱処理の特長>
・真空雰囲気で加熱し、窒素ガスで冷却を行うため、製品表面の酸化や脱炭がほとんど起きません
・製品表面が酸化されないため、熱処理後は光輝性のある仕上がりとなります
※仕上げ加工短縮が可能となります
・加熱は輻射熱で緩やかに昇温させるため、変形は小さく、歪は少ない仕上がりとなります
※ただし、冷却条件によっては歪や変形が発生する場合がございますのでご相談ください
・処理中に排出されるCO2量が少ないため、環境にやさしい処理方法です
<当社の真空炉>
・有効加熱帯:W600×H600×L900
・処理重量:MAX350Kg
・操業温度:500~1200℃ / 最高1250℃
・冷却ガス:窒素ガス
<主要処理>
・焼入れ焼戻し
・焼きなまし
・焼きならし
・固溶化処理
・析出硬化処理
<鋼種例>
・ダイス鋼(SKD材など)
・高速度工具鋼(SKH材、YXR材など)
・ステンレス鋼
・磁性材料